初心者が学ぶ無人航空機

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二等 サンプル問題 No.23|マルチロータのプロペラ配置と反トルク

ソラタ

「マルチロータはなぜ安定して飛べるのか?」反トルクの打ち消し合いがポイントです。

この問題の要点

「全部同方向」「ラダー」「直接介入」はすべて誤り。CW・CCW交互配置が基本。

問題(無人航空機のシステム)

マルチロータ型無人航空機でヨー制御のためプロペラをどのように配置するか。

  1. すべてのプロペラを同じ方向に回転させる
  2. CW(時計回り)とCCW(反時計回り)のプロペラを交互に配置し反トルクを相殺する
  3. ヨー制御はラダーで行うためプロペラの方向は関係ない
  4. ヨー制御は操縦者が直接介入して行う

正解と解説

正解:2(CW・CCWを交互に配置して反トルク相殺)

マルチロータではCW(時計回り)とCCW(反時計回り)のプロペラを交互に配置し反トルクが相殺されます。ヨー制御は特定プロペラの回転数を増減させることで行います。

この問題のテーマについては、教則第4版(下図)でも確認できます。

回転翼航空機(マルチローター)の機体特徴:ローターの回転方向はCW(時計回転)とCCW(反時計回転)で構成され反トルクにより機体の回転バランスを保つ。ヨー制御はトルクバランスを崩すことで実現する(国土交通省 無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版 p.35)
出所:国土交通省「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版」(2026年2月)p.35 回転翼航空機(マルチローター)の機体特徴:ローターは時計回転(CW:クロックワイズ)と反時計回転(CCW:カウンタークロックワイズ)で構成され、反トルクにより機体の回転バランスを保つ。ヨー(水平回転)制御はトルクバランスを崩す、つまり指示した回転方向のローターの回転数を下げることで実現する。

一問一答

問:マルチロータのヨー制御はどのようにして行うか。

答:特定プロペラの回転数を増減させることで機体を回転させる

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混同しやすい用語

反トルク:プロペラが回転するときに機体が逆方向に回転しようとする力。マルチロータは隣接プロペラを逆回転させて相殺する。

ヨー回転:機体の垂直軸回りの回転。一部のプロペラ回転数を変えることでヨーを制御する。

参考資料

・無人航空機の飛行の安全に関する教則(国土交通省 第4版)

・無人航空機操縦者技能証明に係る学科試験の科目について(国土交通省)

この記事を書いた人

ソラタ

30代。二等無人航空機操縦士の技能証明取得を目指して勉強中。学科試験で詰まったポイントを整理してお伝えします。

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