二等 サンプル問題 No.56|地上と上空での風速の違い
空
ソラタ
「地上は穏やかでも上空に上がると強風の場合がある」高度上昇に注意です。
この問題の要点
「地表が常に強い」「高度と無関係」「地表無風=上空無風」はすべて誤り。
問題(気象)
地表付近と上空での風について正しいものはどれか。
- 地表付近のほうが上空より常に風が強い
- 一般に地表付近では地形や障害物による摩擦で風が弱まり上空ほど風が強くなる傾向がある
- 高度と風速は無関係
- 地表が無風の場合は上空も必ず無風
正解と解説
この問題のテーマについては、教則第4版(下図)でも確認できます。
出所:国土交通省「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版」(2026年2月)p.72 風速と高度の関係:風は地面の摩擦を受けるため、一般的に上空では強く地表に近づくにつれて弱くなる。地表の粗度(建物・樹木等)が大きいほど高さによる風速の変化は大きくなる。地表が穏やかでも上空で急に強風になるリスクに注意が必要。
一問一答
問:地表が穏やかでも上空が強風の場合、飛行上どんなリスクがあるか。
答:高度を上げた際に機体が強風に捕らわれ制御困難になるリスク
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混同しやすい用語
地上風(地表付近):地面の摩擦で風速が弱く・方向も変化しやすい。離着陸時の実際の風。
上空風(上層風):摩擦の影響を受けず安定した風が吹く。地上風より強く方向が一定になる傾向。
参考資料
・無人航空機の飛行の安全に関する教則(国土交通省 第4版)
・無人航空機操縦者技能証明に係る学科試験の科目について(国土交通省)
空
この記事を書いた人
ソラタ
30代。二等無人航空機操縦士の技能証明取得を目指して勉強中。学科試験で詰まったポイントを整理してお伝えします。
正解:2(地表付近は摩擦で弱まり上空ほど風が強い傾向)
一般的に地表付近では地形・建物・樹木などの障害物による摩擦で風速が弱まります。高度が上がるにつれて風速が強くなる傾向(風のシア)があります。低高度では弱風でも、上昇すると急に強くなることがあります。